2024年02月26日
2月22日に碧南市藤井達吉現代美術館へ芸術鑑賞に行きました。
学芸員の稲垣先生から授業を行っていただき、「顕神の夢」展のタイトルになっている「顕神」(けんしん)とは神様が顕れる(現れる)ことであることを伺いました。目玉になっている作品について解説をしていただきました。
神様の姿を描いたり、神様を見たことでインスピレーションを受け、独創的な絵を描いたことなど、1つの作品が完成するまでの話を伺うことができました。
「無題」と名付けられた作品が多くあり、「具体的なテーマを決めて描くよりは、感じたままに作品を描く方が多い」とのことで、「見る人にどのように感じてもらえるかという先入観をなくすため」でもあるそうです。
作品の中には、神仏や霊的なイメージを表現された作品が多く、あまり美術館に行かない生徒も足を止めてじっくりと作品を見ていました。
2023年11月30日
今回は既製品の金属の容器に、好きな形に切り取って刻印を入れた真鍮板を固定しオリジナルのケースを作ります。
【工程】
・加工する容器を決める。
・容器に固定する真鍮板の形を決める
・擦り板、万力、糸鋸を使い真鍮板を好きな形に切り取る。
・ヤスリを使ってバリ取り、面取りを行う(手で触った時にケガをしないように加工をする)
・切り取った真鍮板に好きな文字や数字を刻印する
・真鍮板と容器に固定用の穴を開けて、リベットを使って固定する。
【ねらい】
・愛用したいアイテムを考えて作る。既製品に手を加えることでオリジナルのアイテムに変化することを知る。
・使う時のことを考えて加工、設計をする。
・正しい道具の使い方を理解し、安全に扱うことで効率的な作業ができることを知る。
素敵な作品が次々と出来上がりました。
2022年07月14日
今日は美術の授業で「スノードーム」をつくりました。
よくお土産屋さんで見かけるアイテムです。
冬になるとクリスマス向けやインテリアで注目されますが、最近では、季節問わず楽しめるものも増えてきて、記念日や誕生日などに贈る人も多くなっています。
自宅から参加の生徒さんとZoomで繋いで、ホワイトボードに書いてある手順を確認しながら進めていきました。
【手順】
(1)スポンジを切った物にモチーフ(貝殻やシーグラス、マスコット)をつけて、容器のフタにスポンジを接着する
(2)水を入れる(モチーフの量に合わせて溢れないように調節する)
(3)好みで容器にラメなどを入れる
(4)蓋を閉めてひっくり返せば完成
中に入れたい物を持参した生徒もいました。
職員に質問することが少ない子も職員とコミュニケーションを取りながら、オリジナリティを発揮して作ることができました。
暑い毎日ですが、心なしか涼しい気分になりました。
2022年07月07日
今日の美術の授業では、真鍮(しんちゅう)のバッジを作りました。
真鍮(しんちゅう)とは銅と亜鉛の合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいいます。
五円硬貨の素材としても使われており、仏具や多くの金管楽器などにも多用されています。
【工程】
・事前課題として、一筆書きができる形やマークを4cm×4cmの中で考える。
・自分で考えた一筆書きのイラストを真鍮(しんちゅう)板に貼り一筆書きの線に沿って糸鋸(いとのこ)を使って切り進める。
・切り終わったら、切断面や角をヤスリを使って"バリ"を取る。
・出来上がった形に刻印を入れたり、ハンマーを使って模様を施したりする。
・裏面に安全ピンを接着して完成。
【ねらい】
今回の授業のねらいは、糸鋸(いとのこ)という工具を使って切断作業を行いますが、刃物ゆえに気をつけて作業を行うことや、道具の扱い方の理解(持ち方や刃が細く折れやすいため、力の加減など)を考えて作業を行うことです。
真剣に取り組み、オリジナルのバッジが出来上がりました。
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©MANABU KOUTOU GAKUIN